1 :樽悶 ★:2024/03/29(金) 02:28:48.72 ID:+ZVHwCiM9
カテゴリ: 研究
【研究】なぜ共産、れいわ、参政党の支持者には「ワクチン懐疑派」が多いのか…東大教授が分析する「政治と陰謀論」の関係 ★3 [樽悶★]
1 :樽悶 ★:2024/03/26(火) 16:08:47.26 ID:X6gTRtlJ9
SNSで「ワクチンに懐疑的な態度」を掲げるアカウントにはどんな共通点があるのか。東京大学大学院の鳥海不二夫教授は「2021年1月から12月までの1億件のツイート(当時)を分析したところ、コロナ禍以前からワクチン懐疑派だったアカウントはれいわ新選組や共産党と親和性が高く、コロナ禍以降にワクチン懐疑派になったアカウントは参政党の支持者が多かった」という。ジャーナリストの末並俊司さんが聞いた——。
■約1億件のツイートを収集し、ワクチン懐疑派を分析
コロナ禍でワクチン反対派になった人は、陰謀論や自然派、スピリチュアルな世界観に傾倒している傾向がある——。東京大学大学院工学系研究科の鳥海不二夫教授らの研究グループは、ツイッター(現X)を分析し、そうした結論を導き出した。分析の対象となったのは、2021年1月から12月までの「ワクチン」という単語を含む約1億件のツイートだ。
「ワクチンに懐疑的な考え方を持つ人たちについての研究はありましたが、“人はなぜワクチン懐疑派になるのか”という分析については、これまでありませんでした。今回の私たちの研究はそこにメスを入れたものとして、意義があると考えています」(鳥海教授)
(省略)
■継続的な反ワクチン派が政治への関心が高い理由
まず、収集した約1億のツイートを、次の3つのカテゴリーに分類した。
(省略)
これらを分析したところ、ワクチン懐疑傾向の低いアカウントはアニメ、ゲーム、漫画などへの関心が高く、逆にワクチン懐疑傾向の高いアカウントは、相対的に政治への関心が高いことが分かったという。
「ワクチンというものは、病気が悪化してから接種するものではなく、感染症が広がるかもしれない集団に対して、広く接種することで、感染の広がりを食い止めようとするものです。つまり公衆衛生の側面も非常に強い。そうした背景もあり、ワクチン接種政策を“全体のために個人が強制されるもの”と感じる人たちが一部いるのでしょう。ある意味で、全体主義的な考え方への忌避があるからか、リベラル的な政治志向と親和性が高いと言えます」
■「アニメ好き=ワクチン賛成派」ではない
(省略)
同研究では、ツイッターユーザーのワクチンに対する態度がコロナ禍前と後でどのように変化していったかの検証も行っている。ワクチン懐疑傾向の高い層をHighグループ、逆にワクチン懐疑傾向の低い層をLowグループとした。
「コロナ禍以前からHighグループに属していたユーザーと、コロナ禍を経て2021年12月までにLowグループからHighグループに移行したユーザーの2つを比較分析しました。コロナ禍以前からHighグループだった人たちは、政治的な関心が強く、どちらかというといわゆるリベラルな傾向を示していたのに対し、LowからHighに移行したユーザー、つまりコロナ禍を経てワクチン懐疑派になったユーザーは陰謀論や自然派、スピリチュアリティに関する単語がツイッターのプロフィール文に頻繁に現れることが分かりました。一例を挙げると、“テクノロジー犯罪”や、“波動”などの単語です」
■ワクチン懐疑派を支持者に取り込んだ参政党
他にも“集団ストーキング”や“柔軟剤”などの単語も多く見られたという。
「柔軟剤というワードがワクチンとどう関係しているのか不思議に感じられるかもしれませんが、人工物を嫌う“自然派”的な考え方の人たちもワクチン懐疑派になりやすい傾向があるようです。そうした人たちが柔軟剤の弊害について多くツイートしているのでしょう」
(省略)
「これは、参議院選挙の影響だと思われます。この時参政党は、反ワクチンの態度を前面に押し出して選挙戦を戦っていたようです。今回の分析の結果、コロナ禍以降に新規にワクチン懐疑的な傾向を持つようになったユーザーは、陰謀論や自然派、スピリチュアルな世界観をきっかけに、ワクチン懐疑的な態度を持ち、さらに反ワクチンを政治信条に掲げた政党への支持を高めた可能性が示唆されていると考えます」
■陰謀論を強く打ち出した方針は結果的に成功している
この結果を別の角度から見ると、参政党を支持した一部の人たちは、コロナ禍以前はさほど政治に興味がなかったのかもしれない。しかし、コロナ禍での参政党の政治信条に触れることで、政治に興味を持つことになったということもあるのだろう。参政党への支持はそうした側面もあるように思われる。(以下ソース)
3/22(金) 8:17配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/f075c11f7750c05b7c5a0e7121429e8e1386fae8
★1:2024/03/26(火) 05:48:44.08
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1711409459/
【研究】なぜ共産、れいわ、参政党の支持者には「ワクチン懐疑派」が多いのか…東大教授が分析する「政治と陰謀論」の関係 [樽悶★]
1 :樽悶 ★:2024/03/26(火) 05:48:44.08 ID:hYkxZP3B9
SNSで「ワクチンに懐疑的な態度」を掲げるアカウントにはどんな共通点があるのか。東京大学大学院の鳥海不二夫教授は「2021年1月から12月までの1億件のツイート(当時)を分析したところ、コロナ禍以前からワクチン懐疑派だったアカウントはれいわ新選組や共産党と親和性が高く、コロナ禍以降にワクチン懐疑派になったアカウントは参政党の支持者が多かった」という。ジャーナリストの末並俊司さんが聞いた——。
■約1億件のツイートを収集し、ワクチン懐疑派を分析
コロナ禍でワクチン反対派になった人は、陰謀論や自然派、スピリチュアルな世界観に傾倒している傾向がある——。東京大学大学院工学系研究科の鳥海不二夫教授らの研究グループは、ツイッター(現X)を分析し、そうした結論を導き出した。分析の対象となったのは、2021年1月から12月までの「ワクチン」という単語を含む約1億件のツイートだ。
「ワクチンに懐疑的な考え方を持つ人たちについての研究はありましたが、“人はなぜワクチン懐疑派になるのか”という分析については、これまでありませんでした。今回の私たちの研究はそこにメスを入れたものとして、意義があると考えています」(鳥海教授)
(省略)
■継続的な反ワクチン派が政治への関心が高い理由
まず、収集した約1億のツイートを、次の3つのカテゴリーに分類した。
(省略)
これらを分析したところ、ワクチン懐疑傾向の低いアカウントはアニメ、ゲーム、漫画などへの関心が高く、逆にワクチン懐疑傾向の高いアカウントは、相対的に政治への関心が高いことが分かったという。
「ワクチンというものは、病気が悪化してから接種するものではなく、感染症が広がるかもしれない集団に対して、広く接種することで、感染の広がりを食い止めようとするものです。つまり公衆衛生の側面も非常に強い。そうした背景もあり、ワクチン接種政策を“全体のために個人が強制されるもの”と感じる人たちが一部いるのでしょう。ある意味で、全体主義的な考え方への忌避があるからか、リベラル的な政治志向と親和性が高いと言えます」
■「アニメ好き=ワクチン賛成派」ではない
(省略)
同研究では、ツイッターユーザーのワクチンに対する態度がコロナ禍前と後でどのように変化していったかの検証も行っている。ワクチン懐疑傾向の高い層をHighグループ、逆にワクチン懐疑傾向の低い層をLowグループとした。
「コロナ禍以前からHighグループに属していたユーザーと、コロナ禍を経て2021年12月までにLowグループからHighグループに移行したユーザーの2つを比較分析しました。コロナ禍以前からHighグループだった人たちは、政治的な関心が強く、どちらかというといわゆるリベラルな傾向を示していたのに対し、LowからHighに移行したユーザー、つまりコロナ禍を経てワクチン懐疑派になったユーザーは陰謀論や自然派、スピリチュアリティに関する単語がツイッターのプロフィール文に頻繁に現れることが分かりました。一例を挙げると、“テクノロジー犯罪”や、“波動”などの単語です」
■ワクチン懐疑派を支持者に取り込んだ参政党
他にも“集団ストーキング”や“柔軟剤”などの単語も多く見られたという。
「柔軟剤というワードがワクチンとどう関係しているのか不思議に感じられるかもしれませんが、人工物を嫌う“自然派”的な考え方の人たちもワクチン懐疑派になりやすい傾向があるようです。そうした人たちが柔軟剤の弊害について多くツイートしているのでしょう」
ワクチンに対する態度と政治的な相関性についての見地も実に興味深い。
(省略)
「これは、参議院選挙の影響だと思われます。この時参政党は、反ワクチンの態度を前面に押し出して選挙戦を戦っていたようです。今回の分析の結果、コロナ禍以降に新規にワクチン懐疑的な傾向を持つようになったユーザーは、陰謀論や自然派、スピリチュアルな世界観をきっかけに、ワクチン懐疑的な態度を持ち、さらに反ワクチンを政治信条に掲げた政党への支持を高めた可能性が示唆されていると考えます」
■陰謀論を強く打ち出した方針は結果的に成功している
この結果を別の角度から見ると、参政党を支持した一部の人たちは、コロナ禍以前はさほど政治に興味がなかったのかもしれない。しかし、コロナ禍での参政党の政治信条に触れることで、政治に興味を持つことになったということもあるのだろう。参政党への支持はそうした側面もあるように思われる。(以下ソース)
3/22(金) 8:17配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/f075c11f7750c05b7c5a0e7121429e8e1386fae8
【研究】「イヌの東アジア起源説を裏付ける」 すべてのイヌはニホンオオカミの祖先から誕生? ゲノム解析で迫る起源 ★2 [樽悶★]
1 :樽悶 ★:2024/03/22(金) 03:45:28.54 ID:A8etZ5wu9
オランダの博物館に保管されている「ヤマイヌ」と呼ばれた個体=総合研究大学院大学などの研究チーム提供
https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/amd-img/20240317-00000006-asahi-000-1-view.jpg
絶滅したニホンオオカミは、ゲノム(全遺伝情報)解析から、オオカミの中でイヌに最も近い種だったことがわかった。日本犬などには今も遺伝子の一部が受け継がれていることも判明し、すべてのイヌの起源は大陸にいたニホンオオカミの祖先にさかのぼる可能性があるという。
【写真】奈良県大淀町が所蔵するニホンオオカミの頭骨=2023年4月、小林哲撮影
ペットや猟犬として人間とともに行動し、品種改良が繰り返されてきたイヌの起源は複雑だ。これまでも中東や中央アジア、欧州など様々な説が提唱されてきた。
新たに解読されたニホンオオカミのゲノムは、骨格などからはわからなかったイヌとの関係に迫る証拠の一つで、論争に一石を投じそうだ。総合研究大学院大や岐阜大などの研究チームが科学誌ネイチャーコミュニケーションズに論文(https://doi.org/10.1038/s41467-024-46124-y)を発表した。
■日本犬に残るニホンオオカミの遺伝子
論文によると、国内に残る江戸時代や明治時代のニホンオオカミ6標本に加え、オランダとドイツの博物館に保管されていた3頭の計9頭の標本からDNAを抽出した。そのうち3頭については、ほぼ全ての配列を解読することに成功した。さらに別のチームが解読していたニホンオオカミやイヌ、ハイイロオオカミなど100頭分のデータを加えて遺伝的な近さから系統関係を割り出した。
その結果、ニホンオオカミの祖先は2万~4万年前の東アジアにいたハイイロオオカミの仲間から分かれて誕生し、その後にイヌの祖先となる集団がニホンオオカミの祖先から枝分かれしたことが判明した。
また、当時のイヌの祖先とニホンオオカミとの間で交雑があったこともわかった。ニホンオオカミの遺伝子の一部は、東アジアなどにいるイヌに今も受け継がれており、その割合は日本犬(紀州犬や秋田犬、柴犬(シバイヌ))で2~4%に達していた。最も多く影響を受けていたのは、東アジアの古代イヌをルーツにもつオーストラリアにいるディンゴやニューギニアの野犬で最大5.5%だったという。
今後、東アジアの在来犬種や古代イヌ、ニホンオオカミのゲノム解析をさらに進めることで、イヌの起源により詳しく迫れるはずだという。一方、現代のほとんどの洋犬には、ニホンオオカミの遺伝子は残っていないことも判明した。品種改良で誕生した犬種が多く飼われるようになり、ニホンオオカミの影響を多く受けていた在来種が駆逐されてしまったためと研究チームはみている。
チームを率いた総研大の寺井洋平准教授は「ニホンオオカミがオオカミの仲間の中で最もイヌに近いという結果は予想しておらず、イヌの東アジア起源説を裏付けるような成果が得られたのは幸運だった。日本列島が大陸から離れた島国で、古い系統が残りやすい地理的な特徴のおかげだろう。絶滅したオオカミのゲノムをここまで大規模に解読した分析はほかになく、イヌの進化の歴史を塗り替える価値があると考えている」と話している。
3/17(日) 8:30配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/e96255a56e36d18e8cb4eb004e21bae021594bac
★1:2024/03/21(木) 02:13:41.85
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1710954821/
【研究】「イヌの東アジア起源説を裏付ける」 すべてのイヌはニホンオオカミの祖先から誕生? ゲノム解析で迫る起源 [樽悶★]
1 :樽悶 ★:2024/03/21(木) 02:13:41.85 ID:dX9J5Nil9
オランダの博物館に保管されている「ヤマイヌ」と呼ばれた個体=総合研究大学院大学などの研究チーム提供
https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/amd-img/20240317-00000006-asahi-000-1-view.jpg
絶滅したニホンオオカミは、ゲノム(全遺伝情報)解析から、オオカミの中でイヌに最も近い種だったことがわかった。日本犬などには今も遺伝子の一部が受け継がれていることも判明し、すべてのイヌの起源は大陸にいたニホンオオカミの祖先にさかのぼる可能性があるという。
【写真】奈良県大淀町が所蔵するニホンオオカミの頭骨=2023年4月、小林哲撮影
ペットや猟犬として人間とともに行動し、品種改良が繰り返されてきたイヌの起源は複雑だ。これまでも中東や中央アジア、欧州など様々な説が提唱されてきた。
新たに解読されたニホンオオカミのゲノムは、骨格などからはわからなかったイヌとの関係に迫る証拠の一つで、論争に一石を投じそうだ。総合研究大学院大や岐阜大などの研究チームが科学誌ネイチャーコミュニケーションズに論文(https://doi.org/10.1038/s41467-024-46124-y)を発表した。
■日本犬に残るニホンオオカミの遺伝子
論文によると、国内に残る江戸時代や明治時代のニホンオオカミ6標本に加え、オランダとドイツの博物館に保管されていた3頭の計9頭の標本からDNAを抽出した。そのうち3頭については、ほぼ全ての配列を解読することに成功した。さらに別のチームが解読していたニホンオオカミやイヌ、ハイイロオオカミなど100頭分のデータを加えて遺伝的な近さから系統関係を割り出した。
その結果、ニホンオオカミの祖先は2万~4万年前の東アジアにいたハイイロオオカミの仲間から分かれて誕生し、その後にイヌの祖先となる集団がニホンオオカミの祖先から枝分かれしたことが判明した。
また、当時のイヌの祖先とニホンオオカミとの間で交雑があったこともわかった。ニホンオオカミの遺伝子の一部は、東アジアなどにいるイヌに今も受け継がれており、その割合は日本犬(紀州犬や秋田犬、柴犬(シバイヌ))で2~4%に達していた。最も多く影響を受けていたのは、東アジアの古代イヌをルーツにもつオーストラリアにいるディンゴやニューギニアの野犬で最大5.5%だったという。
今後、東アジアの在来犬種や古代イヌ、ニホンオオカミのゲノム解析をさらに進めることで、イヌの起源により詳しく迫れるはずだという。一方、現代のほとんどの洋犬には、ニホンオオカミの遺伝子は残っていないことも判明した。品種改良で誕生した犬種が多く飼われるようになり、ニホンオオカミの影響を多く受けていた在来種が駆逐されてしまったためと研究チームはみている。
チームを率いた総研大の寺井洋平准教授は「ニホンオオカミがオオカミの仲間の中で最もイヌに近いという結果は予想しておらず、イヌの東アジア起源説を裏付けるような成果が得られたのは幸運だった。日本列島が大陸から離れた島国で、古い系統が残りやすい地理的な特徴のおかげだろう。絶滅したオオカミのゲノムをここまで大規模に解読した分析はほかになく、イヌの進化の歴史を塗り替える価値があると考えている」と話している。
3/17(日) 8:30配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/e96255a56e36d18e8cb4eb004e21bae021594bac
【研究】一流科学誌も大注目! 人体から未知の存在「オベリスク」が発見される タンパク質「オブリン」を作り出す [ごまカンパチ★]
1 :ごまカンパチ ★:2024/02/07(水) 01:27:36.48 ID:UNkHQzi09
https://news.yahoo.co.jp/articles/2306e5e2d6c678f899fdc92a64b1cd497700935a
<ヒトの大便や唾液の微生物叢のデータからウイルスとウイロイドの中間的存在が見つかった。米スタンフォード大イワン・ゼルデフ氏らの研究チームは、この成果をなぜ有名学術誌ではなくプレプリントサーバーに投稿したのか>
「ウイルスは生物か非生物か」というテーマは、今でもたびたび論争となります。これは、ウイルスは生物と同じく「核酸(遺伝情報)」と
「タンパク質でできた外界との仕切り(ウイルスでは'殻')」を持ちますが、生物の最小単位である細胞よりもはるかに小さく、
生物のような「自力で増殖する能力(自己複製能)」を持たないことに起因します。
文部科学省によると、理科の教科書ではウイルスを「生物と非生物の中間的な存在」と説明しているそうです。
ところが1971年、ジャガイモに生育不良を起こす病原体として「核酸はあるがウイルスよりも小さく、自己複製能を持たず、外界との仕切りがない存在」である
ウイロイドが発見されます。つまり、ウイルスよりも非生物に近い存在が見つかったということです。
さらに21世紀に入ると、「自己複製ができない細菌(生物)」や「大腸菌くらいの大きさを持つ巨大ウイルス」など、
従来の生物とウイルスの間をつなぐような中間的存在が相次いで見つかりました。
そこで「ウイルスとウイロイドの中間的な存在もあるのではないか」と予測されましたが、これまでは未確認でした。
米スタンフォード大のイワン・ゼルデフ氏らの研究チームは、ヒトの大便や唾液の微生物叢のデータからウイルスとウイロイドの中間的存在を発見し、
「オベリスク」と命名したと発表しました。研究成果はプレプリントサーバー(未査読論文を投稿するサーバー)の「bioRxiv」に1月21日に投稿され、
世界三大学術誌に数えられる「Nature」と「Science」が即座に記事として取り上げるなど大きな注目を集めています。
オベリスクの発見は、なぜセンセーションを巻き起こしているのでしょうか。研究チームは、なぜ学術誌ではなくプレプリントサーバーに投稿したのでしょうか。
研究背景とともに概観しましょう。
<「すべての生命の始祖」説も? 「ウイロイド」とは何か>
生物の専門家でない人にとって、ウイルスは馴染み深くても「ウイロイド」は初めて聞く言葉かもしれません。
ウイロイドは、ゲノムサイズ(ある生物が持つ遺伝情報量)が約200〜400bp(塩基対、ゲノムサイズの単位)の環状RNAです。
小さく単純な構造かつ感染先の材料を使って自分を複製することができるため、地球上のすべての生命の始祖であると考える科学者もいます。
※略
<「オベリスク」と「オブリン」>
今回のスタンフォード大チームの研究目的は、もともとはヒトの口腔内や腸内に存在する様々な微生物に関する既存の遺伝情報データベースを使って、
ウイロイドの候補となる環状RNAの配列を探すことでした。
472人から採集された約540万件の配列データを用いて、新しく開発したソフトウェアで解析しましたが、サンプルは唾液や便から得られたものなので
多数の細菌やウイルスの遺伝情報がごちゃ混ぜになっています。
たとえ環状RNAが見つかっても、細菌のRNAプラスミド(染色体外にある小サイズのRNA)やRNAウイルスの可能性があるので、研究チームは丁寧に検討してそれらを排除しなければなりませんでした。
精査した結果、ゲノムサイズが約1000bpの「ウイロイドのような未知の環状RNA」が2万9959個も見つかりました。
研究チームは、この約3万個の環状RNAに
�@ウイルスにしては小さく、ウイロイドにしては大きいゲノムサイズ、
�A古代エジプトの巨大な尖塔を彷彿とさせる、棒状で(ウイロイドと比べて)大きな外見、
�Bウイロイドとは異なる新しいタンパク質を構築するための設計図(コード)を持つ、という共通の特徴を見出しました。
そこでゼルデフ氏らは「発見した環状RNA群は、ウイロイドや小さいサイズのウイルスとは全く別の存在だ」と考え、「オベリスク(Obelisk;尖塔)」と名付けました。
さらに、�Bの新しいタンパク質をコードする領域はオベリスクRNAの約半分を占めているため、作り出されるタンパク質を「オブリン (Oblin)」と命名しました。
オブリンは、オベリスクの複製を担う重要なタンパク質と示唆されると言います。
※続きはソースで
【研究】光合成にまつわる100年以上の「謎」、水から酸素ができる瞬間の観察に成功…岡山大など研究チーム [ごまカンパチ★]
1 :ごまカンパチ ★:2024/02/01(木) 07:45:06.93 ID:hHCBzyaO9
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab4fe4bb41ca1a12b6f2a5538ad18f956b3a9647
植物の光合成のうち解明が最も難しかった、水から酸素ができる反応の一端を捉えることに成功したと、岡山大などの研究チームが発表した。
X線自由電子レーザー施設「SACLA(サクラ)」(兵庫県佐用町)の強力なX線をごく短時間照射し、分子の動きを連続的に観察した。
人工光合成の実現に向けた一歩となる成果で、論文は1日、科学誌ネイチャーに掲載される。
光合成は植物が光のエネルギーを利用し、水と二酸化炭素から酸素と炭水化物を作る化学反応。
100年以上研究されているが、水が分解されて酸素ができるメカニズムは不明だった。
岡山大の沈建仁(しんけんじん)教授(生化学)らは、植物の葉にある「PS2」というたんぱく質の複合体が、水を分解する反応の触媒となっていることに着目。
PS2の結晶を作って解析し、複合体の内部にあるマンガンとカルシウム、酸素の原子からできた「ゆがんだイス」のような形の分子が
反応の中心となっていることを突き止め、2011年に発表していた。
今回はPS2の結晶に光を当てて光合成の反応を開始させた後、100兆分の1秒という極めて短い時間、X線を照射して分子の動きをコマ送りで観察した。
すると光を当てた100万分の1秒後、イスの角の部分にあるカルシウムに水分子が結合。
5000分の1秒後に水分子が消えて酸素原子が出現し、200分の1秒後には酸素原子がイスの内側へ移動していた。
この間、イスと周囲を取り巻くたんぱく質は柔軟に形を変え、反応を支えていることもわかった。
沈教授は「今後は酸素が分子となって外へ出て行く過程を突き止めたい」と話す。
天尾豊・大阪公立大教授(生体触媒化学)の話
「水が分解されて酸素ができる機構の解明に向けた大きな前進だ。今後、水分解機構の全容が解明できることを期待したい」
【研究】三重大学、大麻草の産業利用研究を本格的に開始 神具から車部品まで [ごまカンパチ★]
1 :ごまカンパチ ★:2023/11/13(月) 22:18:16.73 ID:zBNZQPd09
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFD190G50Z11C23A0000000/
三重大学は大麻草を原料とする素材の産業利用に関する研究を本格的に始めた。
大麻草由来の繊維は伊勢神宮の神具などに長年使われる。
生産者が少なく供給維持が課題になっており、栽培や研究に必要な免許をこのほど取得。
医療用の使用を解禁する改正法案が国会で審議されている事情も踏まえ、成分面で薬物使用の懸念が少ない草の栽培拡大と用途開発をめざす。
「神事・産業用大麻研究プロジェクト」と銘打った研究組織を学内に設...
※無料部分ここまで
関連スレ
【研究】大麻使用者、 共感力に優れていることが判明 社会的相互作用の欠如に関する症状の治療を助ける可能性 ★2 [ごまカンパチ★]
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1699881085/
【農業】“大麻”の栽培に夢を託す 駅から徒歩3分で大麻畑が 三重県が全国に先駆け規制緩和 住宅地での栽培や販売先の拡大を認める ★2 [ごまカンパチ★]
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1699881276/
【研究】大麻使用者、 共感力に優れていることが判明 社会的相互作用の欠如に関する症状の治療を助ける可能性 [ごまカンパチ★]
1 :ごまカンパチ ★:2023/11/11(土) 18:40:43.48 ID:Z+kTYALg9
https://nordot.app/1095414339414360633
大麻を吸っている人はより共感的であるという。
新たな研究によると、大麻を定期的に使用している人々は、他人の気持ちを読む力に長けており、自身をその人の立場に置くことができるそうだ。
メキシコ国立自治大学が81人の大麻常用者と51人の非使用者を対象に共感力に関する33項目の質問に答えてもらったところ、
常用者の方が共感力のスコアが高く、感情に関係した脳の部位への繋がりが深いことが判明した。
今回の研究を共同で指導したヴィクター・オラルデ=マチュー氏はこう話す。
「更なる調査が必要ですが、今回の結果はソシオパス、社交不安症、回避性パーソナリティ障害など社会的相互作用の欠如に関する症状の治療を助ける
大麻の可能性を探る新たな扉を開いたと言えます」
【研究】『汗腺を眠らせる成分』大阪大学とマンダムが世界初の発見 “次世代の制汗剤”開発へ [ぐれ★]
1 :ぐれ ★:2023/10/26(木) 09:34:56.53 ID:w7iAIEQb9
※2023/10/25 18:00
MBS NEWS
大阪大学などが汗をかく組織を眠らせる成分を世界で初めて発見。新たな制汗剤の開発に進みます。
「GMA」という植物由来の成分。大阪大学と化粧品メーカーのマンダムが世界で初めて汗を抑える効果があることを発見しました。人の体は汗腺の細胞が収縮することで汗をかくようにできています。研究チームによりますと、今回発見された成分には、この細胞の動きを止める働きがあり、実験では運動時で約60%ほど汗の量を抑えられたということです。
従来の制汗剤は汗腺の穴にフタをすることで汗が肌の上に出ないようにする仕組みでしたが、今回の成分は細胞に直接働きかけて汗腺を“眠らせる”ため、効果が持続するのではないかと期待されています。
続きは↓
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20231025/GE00053225.shtml
【研究】「反重力」の存在を否定 反物質、物質と同様に落下 [シャチ★]
1 :シャチ ★ :2023/09/28(木) 00:58:46.26 ID:9oxxOOME9
9/28(木) 0:00配信 共同通信
私たちの身の回りにある物質と一部の性質が逆である「反物質」も、重力の影響を受けて落下することを、カナダのブリティッシュコロンビア大やTRIUMF研究所などのチームが実証し、27日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。チームは、反物質に働くとの説もあった、重力と逆向きの「反重力」の存在は否定されたと主張。「科学の重大な疑問に直接的に明快な答えを与えるものだ」としている。
反物質は、自然界の通常の物質と基本的な性質は同じだが、電気的な性質が逆。「性質が逆」という観点から、反物質には上向きの反重力が働くのではないかとの説があったが、反物質の制御は極めて難しく、これまで実証されていなかった。
TRIUMF研究所の藤原真琴上席研究員は「反物質に重力がどう作用するか、初めて直接観測できた。教科書に載るような実験にようやく成功した」と話す。SF作品などでは反重力を使って進むエンジンが登場するが、今回の研究結果から現実世界での実現は不可能だとしている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc8dec8d7c0c56c17d4bddd7f727382a2842dadf
【研究】ノーベル賞級の画期的成果へ、研究費配分は「広く浅く」が効果あり [ぐれ★]
1 :ぐれ ★:2023/09/23(土) 23:13:40.99 ID:iRcusF1z9
※2023/09/23 07:00
読売新聞
ノーベル賞級の研究成果を上げるには、少額の研究費を多くの研究者に配る方がいい——。そんな分析結果を、筑波大と弘前大のチームがまとめた。研究費の配分で「選択と集中」が進むなか、広く浅く支援する重要性を指摘している。
チームは、政府が1991年以降、生命科学・医学分野に配分した科学研究費助成事業(科研費)約18万件を対象に、研究費と論文数などとの関係を調べた。
その結果、500万円以下の少額研究費を多くの研究者に配る方が、高額な研究費を限られた研究者に配分するよりも、iPS細胞(人工多能性幹細胞)の作製などノーベル賞級の研究成果を効率良く出せていた。一方、5000万円以上の高額になると、画期的な成果の論文数は科研費の受給前よりも減ったとい
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