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カテゴリ: 教育

1 :デビルゾア ★:2024/03/18(月) 01:50:10.08 ID:fTCOHid/9

サムネイル 学校法人順天堂(東京都文京区)と学校法人宝仙学園(中野区)は13日、宝仙学園中学・高等学校共学部(富士晴英校長)が順天堂大の「系属校」となる協定を締結したと発表した。

現在の高校2年生が進学する2025年入試から、順天堂大医学部への内部進学枠が「数人程度」設けられる。今後、対象学部や人数の拡大を検討するという。

(中略)

新井学長は「医学、医療に高いモチベーションを有する学生を確保したい」と説明し、富士校長は25年の中学入試から「医学部進学コース(仮称)を新設する」と発表した

(全文はこちら)
https://mainichi.jp/articles/20240313/k00/00m/100/128000c

───*───*───*───

「順天堂大」初の系属校とは?“医学部”進学も!

少子化の波は私立校の経営を直撃する。医学部を擁する私立大もその例外ではない。医学部医学科の募集定員が史上最大規模にあるいま、次の一手を打ち始めた大学も現れている。私立中高一貫校の中からも、こうした動きに鋭敏に反応する学校が出てきた

(中略)

神田川に沿って大学本部や校舎、医学部附属順天堂医院など高層の建物が林立する順天堂大本郷・お茶の水キャンパス。ここにある医学部医学科の24年度募集入学定員は140人と国公私立大医学部で最大規模となった。順天堂の学部学生の募集は、地域枠選抜や共通テスト利用選抜、研究医特別選抜など一般選抜のみである。大学に付属・系属校はなく、高大連携に近年は積極的とはいえ、指定校推薦枠もない

(中略)

この順天堂大が今回、初めて系属校協定を結んだ。その相手となったのが、学校法人宝仙学園(東京・中野区)である。(中略)49年に新制高校となり、中学校と小学校と幼稚園も同時期に設立、保育科の短期大学もそろったことで、幼稚園から短大まで一貫教育体制が確立した

(中略)

四谷大塚(80R4)の偏差値は42(新4科特別総合)から47(3回2科・4科)という中堅校である

(中略)

宝仙学園のこの4月からの新高3生には、医学部数人の内部進学枠が設けられる。(中略)医学部内部進学枠が設けられることに対応して、宝仙学園の共学部では、中高の入試に「(仮称)医学部進学コース」を25年度入試から新設する。これにより、入試難度は大きく上がることが予想される。(中略)

生き残りをかけた私立大が高大連携協定を結び、指定校推薦入試を設ける動きは、ここ数年、日本女子大や東京女子大といった有名女子大をはじめ、中堅の大学で相次いでいる。その点、医学部を擁する私立大の場合は、保護者への訴求力は大きい。順天堂大も現在の約30校から50校へと高大連携協定を24年度内にも増やす考えだ

(中略)

関東圏にある私立大医学部の現状を見ると、指定校推薦を維持しているのは、北里大、獨協医科大、埼玉医科大で、聖マリアンナ医科大と東京女子医科大は指定校推薦をやめて、「0次入試」の異名もある一般学校選抜あるいは地域枠に移している。

付属校からの内部進学枠を見ると、慶應義塾大の40人強は別格として、東邦大は2つの付属校(駒場東邦と東邦大学付属東邦)対象に約25人、東海大が20人、獨協医科大が2つの付属校(獨協、獨協埼玉)対象に10人、日本大が10人といった具合である。

他に、日本医科大が早稲田大の系属・付属校(早稲田大学高等学院、早稲田大学本庄高等学院、早稲田大学系属早稲田実業学校高等部)から6人、昭和大は特別協定を結んだ2つの学校(昭和女子大学附属昭和、森村学園)に2人という枠を設けている

(全文はこちら)
https://diamond.jp/articles/-/340172

■関連ニュース
上智、順天堂大でも 急速に進む高大連携 中学受験への影響は
https://mainichi.jp/articles/20240126/k00/00m/040/233000c
上智、立教大学レベルでも急ぐ高校とのパイプ拡充、その背景にある「危機感」
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/77910
千葉県立袖ヶ浦高等学校と東京情報大学が高大連携協定を締結
https://news.biglobe.ne.jp/economy/0314/prp_240314_1385581274.html
同志社女子大学と香里ヌヴェール学院高等学校が教育連携協定を締結
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000096.000120207.html
天理大学と奈良県立五條高校 学びの場を創出へ高大連携協定
https://www.nara-np.co.jp/news/20240317210332.html
2024年中学入試で志願者数が“急上昇”した学校は? 大学と連携する中高一貫校が人気
https://news.yahoo.co.jp/articles/2efec3c8aacf2f2f706b921535f73786d21a915b

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1 :デビルゾア ★:2024/03/17(日) 03:30:02.29 ID:LUB/lM5h9

サムネイル (中略)

学力が高くない子でも早稲田に入れるカラクリ

——中学受験せず、公立中学から高校受験をするメリットは何だと思いますか?

財部真一(以下、財部) 普通科の公立高校は、昔から沢山の指定校推薦の枠を持っています。また校内で指定校推薦に選ばれる競争率は、中高一貫校よりもずっと低いんです。

 指定校推薦を出願するためには平均4以上の評定と、高校内で同じ志望大学の人より上にいる必要がありますが、中高一貫校では中間層が厚いため、努力しても評定や順位がなかなか上がりません。また、ライバルも多いため指定校推薦をもらうには競争率がすごく高いことが一般的です。しかし公立高校では、今その競争率が昔に比べすごく落ちているところが多いんです。 

 指定校推薦にどんな子を選ぶかは、実際には高校の先生次第なので、一般入試での合格は「まずないだろうと思う子」でも出願でき合格します。偏差値が低いような高校でも、その中で上位の成績を取ればいいので、学力が高くない子でもMARCHどころか早稲田大学に入れることもあります。

——偏差値が低い公立高校にも、有名大学の指定校推薦枠があるのですか?

財部 昔からある公立の進学高校は、中学受験や少子化の影響で偏差値が下がっても、よほどのことがない限り指定校推薦枠はなくならないんです。少子化の影響で、どの大学も入学者数を確保するのに必死です。しかし偏差値を維持するために一般入試の難易度は下げられないので、推薦枠を増やして学生を集めています。だから指定校推薦の枠は減らしません。総合型選抜や公募型推薦制度など、一般入試以外の制度を拡充させています。

 各地域にある実業高校の推薦枠も広がっており、ある工業高校では、250人程度の生徒に対して、40名を超えて国立大学への合格者を出しています。国立大学合格を目指す普通科の高校より偏差値はずっと低い学校が、推薦制度で国立大学の合格者数を伸ばすような時代なんです。

 地方の公立高校では、偏差値60以上の有名私立大学の指定校推薦枠が余っていることもあります。「枠が残ってるから出願しないか」と先生から声をかけられたケースもありました。それくらい私立大学の経営は苦しくなっているし、少子化の影響は大きいんです。

——大学に入りやすくなっている時代なのに、首都圏ではなぜ中学受験が過熱しているのでしょうか。

財部 理由の1つは、公立中学の内申点に対する批判です。特に東京では他県以上に叩かれていると感じます。

(中略)

 また、首都圏は中高一貫校の選択肢が多く、メディアの力が強いので「公立中学は酷いから教育熱心な親は中学受験させるべきだ」という声が大きくなっているように思います。親にとっては、安心を買う保険のようなものでしょう。

 確かに合格のボーダーライン上の子にとっては、内申点の1つの違いは死活問題かもしれません。しかしレベルが1つ下の高校へ行くことになっても、公立高校はカリキュラムも教科書も基本的に同じなので大きく変わることはないと思います。

——あまり内申点を恐れなくても大丈夫ですか?

財部 「高校が多少変わっても、人生そんなに変わらないよ」と言ってあげたいです。むしろ少し余裕を持った偏差値の高校へ入って、指定校推薦を狙った方が大学受験の戦略として手堅いかもしれません。

 中高一貫校から一般入試でMARCHに落ちる子がいる一方で、偏差値が低い公立高校に山ほど推薦枠があったりと、実際の受験は不公平だらけです。それを考えれば、内申点なんて些細な問題ではないでしょうか。

(中略)

——「公立中学が荒れているから避けたい」という声がありますが、実態はどうなのですか?

財部 あくまでも私の地元の例ですが、今は大人しい子が多くなり、大人に暴力を振るうような怖い子は見なくなっています。注意欠陥・多動性障害(ADHD)などが原因で授業中に立ち歩く子がいると聞くことはあります。しかし、そういう子も学年が上がると落ち着いていくので中2や中3になったら授業はきちんと成立しています

(中略)

全国的に優秀な子が中高一貫校に進学することが増えているため、公立中学では普通に勉強を頑張っていれば上位の成績を取りやすくなっています。「やればできる」という達成感を得ることは、自己肯定感を育むためにも大きなメリットだと思います

(中略)

「公立中学に行っていたら、もっと生き生きしていただろうな」と感じる子は沢山います。(中略)ぜひ、お子さんの実力(地頭の良さ)、性格、友達関係などをよく分析して、適切な勉強環境を用意してあげてほしいと思います。

(全文はこちら)
https://bunshun.jp/articles/-/69450?page=1

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1 :シャチ ★ :2024/03/04(月) 00:14:20.09 ID:shyzuVF+9

サムネイル 3/3(日) 20:01配信 ベネッセ教育情報

楽しいはずの給食や食事の時間が、苦痛を伴う時間になっている子どもたちがいます。「残さず食べよう」「好き嫌いはしないように」、よくある指導がプレッシャーとなり、人前で食べられない、学校に行くことまで苦痛となってしまうことも……。

給食や食事の時間を豊かで幸せな時間にするために、大人にはどのような対応や心がけが求められるのでしょうか。お子さまの給食への恐怖をきっかけに子どもたちへのサポート活動を行う鈴木さん(仮名)と、自身も会食恐怖症を経験し、子どもから大人まで幅広い食の悩みに向き合い続ける山口健太さんにお話を伺いました。


お子さまが給食を食べられずに悩んでいるという鈴木さん。お子さまは現在小学5年生ですが、その悩みは幼稚園時代から続いていると言います。

鈴木さん「登園が嫌だと泣くので、理由を聞くと『給食が嫌だ』ということでした。もともと小食で、離乳食もあまり食べない子だったため、給食では苦労するかもと思ってはいたのですが……。食べきれずみんなから見られることや、食べ慣れないものが出てくることもストレスに感じていたようです」

園の先生に相談したところ、園の方針で完食指導をしていたとわかりました。量を減らす対応はしてもらえたものの、残すことは受け入れてもらえなかったと言います。

鈴木さん「昼休みだけでなく、午後の活動まで居残りして給食を食べていました。一度は帰りの会まで残っていたことも。さすがにやりすぎだと思ったのですが、先生も園の方針があるため『残していいよ』とは言えなかったようで……。『他のお子さんも頑張って食べているので』とも言われてしまいました」

週に2日間のお弁当の日を活用しながら、ごまかしごまかし卒園まで乗り越えた鈴木さん。しかし、完食指導による悩みは小学校でも続きました。

鈴木さん「事前に先生に相談していたため、量は減らしてもらえたのですが、完食を目指す方針は変わりませんでした。量を減らす際も、苦手なメニューだけでなく全てのメニューを一律に減らされてしまい、汁物は底が透けて見えるくらいだったと聞きました。少ない量の給食が変に見えてか、クラスメートの注目を集めてしまったことも娘にとってはつらかったようです」

「量を減らしたんだから食べられるよね」「小学生なんだから食べきらないと」といった周囲からのプレッシャーを感じて、給食をノルマや修行のように感じるようになってしまったとのこと。(以下ソースで
https://news.yahoo.co.jp/articles/8092b139763f8a7ba9f0a32209436d35db1ffa06

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1 :デビルゾア ★:2024/02/29(木) 01:55:09.60 ID:kodo17kZ9

サムネイル 2月25日、日本大学がこの時点での入学志願者数を発表した。4年制大学(夜間部を含まず)の累計は7万5131人。昨年(最終数)の9万8057人から実に2万2926人も減少した。

 日大といえば日本一学生数が多い大学として知られる。かつての志願者数は延べ10万人は当たり前だったが、今年は7万人台に。しかも、日東駒専(日大、東洋大、駒澤大、専修大)の中では、東洋大学を下回ったという。大学受験誌の編集者に聞いた。

「日東駒専の中で東洋大は、昨年より志願者が1万人ほど増えて9万人台となり、10万人に手が届きそうな状況です。駒澤大は前年比102%で約3万人、専修大は同じく113%で4万人台の一方、日大は2万人以上も減らしました。東洋大の一人勝ち、日大の一人負けと言っていいでしょう」

 日大が志願者を減らしたのは想像できる。2018年にはアメリカンフットボール部による悪質タックル事件、21年には医学部附属病院の建て替えを巡る背任事件で田中英壽前理事長が脱税で逮捕。さらに、昨年8月に始まったアメフト部の薬物事件で大学のイメージは大きく損なわれた。

「確かにそれが大きな要因でしょうね。ただ、22年の入学志願者は前年度より4000人ほど減って9万3345人でしたが、昨年は10万人に届きそうなまでに回復しました。今回、2万を超える受験生が減ったのは、ある意味、事件と言っていいでしょう」

 今回だけ大幅に減ったのはなぜだろう。

文系の受験生が激減

「やはりタイミングが悪かったと思います。薬物事件が発覚した昨年8月以来、副学長が警察に通報するまで薬物を保管していたなど新たな疑惑が次々と発覚し、出願直前まで報道されていましたから、大学のイメージが下がったということでしょう」

 2月26日には、廃部となったアメフト部の元部員など6人が新たに送検されている。

「とはいえ、日大の全学部が志願者を減らしたわけではありません。芸術学部、いわゆる日芸は前年比103%、理工学部は101%、生産工学部は105%、医学部は128%と、主に理系学部は増えています。減っているのは文系学部です」

 なぜ文系が減っているのだろう。

「そこには東洋大の躍進が関係していると思われます。東洋大はスポーツ分野での活躍などで大学のイメージをアップさせたのと同時に、近県に移転させたキャンパスを再び都内に戻すなどの改革に努めてきました。その結果、08年には5万人だった志願者数を徐々に増やしてきたのです。そのため、同じ文系学部を受験するのなら日大よりも東洋大を選ぶ受験生が増えています。一方、医学部は東洋大にはありませんし、日芸は日大独自のブランド力がありますから、今回の問題とは関係なく志願者を増やしているのだと見ています」

交付金は3年連続なし

 大学にとって受験料(医学部などを除く一般入試で3万5000円)は大きな収入源だ。それが2万人分も減ると、単純計算で7億円である。また、不祥事が続いた日大は、21年度から昨年度まで3年連続で、文部科学省が配布する私学助成金が全額不交付となっている。

「20年度は約90億円が交付されましたが、おそらく今年も無理ではないでしょうか。私学助成金は全額不交付になると、原則、翌年度も不交付となり、運営が改善したと認められれば、減額率が75%、50%、25%と毎年縮小され、5年後に満額に戻る仕組みです。日大の場合、これまで数々の問題を生じさせた大学の体質が未だ改善された様子は見られず、東洋大のような改革も難しい状況です」

 受験料の減少に加え年間90億円の交付金も入らないとなれば、経営問題にも発展しかねないのではないか。

「そうですね。ただ、日大にはかなりの内部留保もあるでしょうし、これ以上、問題が長引かなければ、来年度には志願者数も回復すると思います。いずれ交付金も復活するでしょう。今は手足が縛られて動きたくとも動けない状況ですから」

 どう動くというのだろう。

「新たな学部を作ることなどが挙げられますが、文科省に認めてもらわなくてはなりません。今のところ日大が設置した最後の新学部は、16年の危機管理学部というブラックジョークのような話がありますが、日大にはすでにありとあらゆる学部があるので、なかなか大変かもしれません」

(全文はこちら)
https://news.yahoo.co.jp/articles/219690aa372166ec4c8fc8750e53777dd0e7f371

■関連ニュース
日本大学 受験者数激減で最大8億円の収入源…アメフト部薬物問題の余波で大打撃
https://jisin.jp/domestic/2298655/

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1 :デビルゾア ★:2024/02/29(木) 01:40:07.04 ID:kodo17kZ9

サムネイル (中略)

慶應大学経済学部が「2025年度以降、学校推薦型選抜(指定校による推薦入試)の導入に伴い、一般選抜の募集人数を減らす」というものでした。

今や私立大学に入学する生徒の半数以上が総合型選抜や推薦入試といわれています。

そんな中にあって、慶應大学の経済学部はこれまで一般選抜のみで、「私文最後の砦」と言われてきました。

推薦での募集人数は30名と、他の学部(商学部200人・理工学部195人・・・)に比べかなり抑えられてはいるものの、このことが、受験生やその親御さんにとって大きな節目となることは間違いなさそうです。

中学校選びに影響はある?今話題の「高大連携」

推薦入試が増え一般選抜が減ることで、中学校選びに影響はあるのでしょうか?

2024年度入試で、前年から志願者を大きく増やした学校に、佼成学園(男子校)・三輪田学園(女子校)・普連土学園(女子校)があげられます。

これらの学校の共通点は、2023年に「高大連携」したことです。(三輪田学園は拡充)

佼成学園は国際基督教大学(ICU)と、三輪田学園は法政大学と、普連土学園は東京女子大学と「高大連携」しています。

「高大連携」とは、高校と大学で連携して学習等を行うこと。
具体的には大学教授による出張講義や模擬講義、大学生と高校生の共同授業などがあります。生徒は、大学入学前に具体的にどんなことを学ぶのか深く理解できますし、大学側には、興味関心をもっている生徒が入学してくれる、というメリットがあります。

また大学によっては推薦入学枠を提供しているケースもあり、先ほどの三輪田学園には、これにより法政大学への30名程度の推薦枠が設けられました。

大学の一般選抜が減少する中で、このように推薦枠が確保されることも多い「高大連携」が、中学校選びに与える影響は今後ますます大きくなっていくと思います。

大学付属校人気は続いている?

また、大学付属・系属校はどうでしょうか?

まずは2026年に明治大学の系列校となり共学化、学校名を「明治大学付属世田谷」に変更する日本学園。

発表後の2023年度入試では定員70名のところに、388人が応募し、実質倍率4.7倍の高倍率となりました。
今年はその高倍率から敬遠する流れもあったものの、志願者306名、実質倍率3倍と、依然として厳しい入試になりました。

女子校では香蘭女学校が、それまでの立教大学への推薦枠が97人から学年ほぼ全員の160人に増えると発表し、話題に。
発表前の2023年度入試も第1回入試が実質倍率2.9倍、第2回が4.5倍と高倍率だったのにもかかわらず、今年はさらに3.4倍、5.4倍とこちらも厳しい入試になりました。

(中略)

一方、先ほどのアンケートで、22%の方(88票)は「付属校でないほうがいい」と回答されています。

「子供の将来の選択肢が狭まりそう」
「親の私が勝手に大学を決めることは気が引ける・・・」
「希望の学部に進学できる保証がない」
「勉強しなくなりそう」
など、さまざまな意見があがりました。

(全文はこちら)
https://news.yahoo.co.jp/articles/014484cf92ae1397be9827e15f16d9fbc80823a2

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1 :デビルゾア ★:2024/02/23(金) 01:50:38.69 ID:oy0g7ppA9

サムネイル 少子化が進むにつれ大学の興亡は激しさを増しており、かつての人気学部がいまや「お荷物」と言われることすらある。鼻高々に入学したあなたの大学も、もう「滑り止め」になっているかもしれない。

数年前の「常識」は通用しない

(中略)

受験戦争が厳しいのは今も昔も変わりないが、目まぐるしく変わっているものがある。それは大学の「人気度」だ。

「大学入学共通テストの導入や推薦入試の普及など、この5年間に限っても大学入試は大きく様変わりしていて、もはや50代以上が受験したころとは別世界になっている。かつては想像もしなかった大学、学部の偏差値が上がってきていると知ったら、驚く人も多いのではないでしょうか」(追手門学院大学客員教授の西田浩史氏)

少子化が進み学生を確保すべく各大学がしのぎを削る大学受験の世界では、わずか数年前の「常識」すら通用しない。ちょっとした要因で受験生が殺到したり、あるいは知らぬ間に人気が低迷したりすることもあるのだ。

https://gendai-m.ismcdn.jp/mwimgs/a/d/1280m/img_ad22fa2a776f889e93cf0da76a4d643c1152174.png

「受験の早慶戦」が激化

トップ私学として並び立つ早稲田と慶應のライバル関係は、すでに120年以上続いており、受験生からの人気においても一進一退の攻防を重ねてきた。

「昭和の時代は、規模が大きく著名人の学生も多い早稲田のほうが、全国から優秀な受験生を集めていた印象です。ところが平成になると、SFCを創設して先進的なイメージを打ち出した慶應が逆転しました」(大学ジャーナリストの石渡嶺司氏)

偏差値が近い早慶の学部にダブル合格した受験生の進学先を分析すると、「数年前までは慶應を選ぶ学生が多かったが、ここ2〜3年では早稲田が盛り返しつつある」(前出の西田氏)という。

その好例が慶應の法学部と早稲田の政治経済学部だ。ともに私立文系の最高峰でありながら、長らく進学先としては慶應のほうが人気だった。

しかし政経が2021年度から数学を必須科目にした結果、英国社の3科目だけで受験しようとする私立文系専願が減った一方で、東大などを目指す優秀な学生が受けるようになり、学部全体のレベルが上がってきたのだ。最近では「慶大法とダブル合格した場合、4人に3人が政経を選ぶうえ、一橋を蹴って行く学生までいる」(西田氏)という。

(全文はこちら)
https://gendai.media/articles/-/124464



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早大法はバカにしていた「社学」に抜かれ、慶應SFCはジリ貧…実は早慶で「学部の序列」がめちゃ変化していた…!

(中略)

偏差値が上昇している早稲田の学部はほかにもある。かつては夜間学部だった社会科学部や第二文学部(二文)から発展した文化構想学部も、伝統ある法学部や商学部に並びつつある。

(中略)

早大法学部といえば岸田文雄首相の出身学部としても知られ、かつては政経と並ぶ看板学部だった。この状況を耳にした早稲田法学部OB(60代男性)は、思わずため息をこぼした。

「昔は高田馬場駅のロータリーでよく、飲みに行く時間に通学してくる社学や二文の学生をからかっていました。それがいまや、立場が逆転してきているだなんて……」

早大法はライバルである慶大法にも大きく水を開けられていて、両方に合格すると8割近くが慶應に進学するという。

法学部に代わり早稲田の看板学部に躍り出たのが、国際教養学部だ。1年間の海外留学を必須とするなどグローバル化の波にうまく乗り、早稲田でもトップクラスの偏差値を誇る。一方、国際教養のライバルといえば慶應SFC(環境情報学部・総合政策学部)だったが、その地位は下がってきている。

最近の受験生はキャンパスの立地にこだわる傾向が強いため、慶應のブランドをもってしても、都心から1時間近くかかる湘南藤沢は敬遠されつつある。「キャンパスの周りは畑と雑木林ばかりで、遊ぶ場所がない」(SFC出身の20代男性)と聞けば、進学したいと思う受験生はそう多くないかもしれない。

(全文はこちら)
https://gendai.media/articles/-/124465

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1 :デビルゾア ★:2024/01/15(月) 04:16:36.69 ID:40jOxZQH9

サムネイル (中略)

サピックスの中央値はMARCHではない。むしろ、MARCHに行けるのはサピックスでも優秀層だ

今、首都圏で中学受験を考えている親御さんは、子供を最難関校に行かせたいならサピックス、と相場が決まっています。サピックスでなくても、早稲田アカデミー、四谷大塚、日能研のどれかに行かせます。この4つの大手塾に行かせるのが基本ですね。

 ただ、当たり前ですが、子供をサピックスに入れたからといって、最難関校に行けるわけではありません。まして、東大や国立医学部に行けるわけでもないです。

 作家の藤沢数希さんが提唱し始めた「サピックスの中央値はMARCH」説も、塾経営者の私の実感と一致しています。むしろ、サピックスに行かせた結果、大学でMARCHに進学できるなら、平均よりも優秀な方だと思います。

 MARCH・関関同立は、大学受験生の上位15%程度の成績を持つ集団です。その層が中学受験塾サピックスで偏差値50程度に該当する、というのは、違和感がまったくありません。

(全文はこちら)
https://news.yahoo.co.jp/articles/3bcfdfb8e9e1a13b65d3acf8383953e5b89d40a9

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1 :デビルゾア ★:2024/01/15(月) 04:14:35.78 ID:40jOxZQH9

サムネイル 1月13日、2024年度大学入学共通テストの一日目が全国668試験場で行われた。試験後、高校生新聞編集部のLINEアカウントで読者に共通テストを受けた感想を聞いた。

リーディング「時間が足りない」

英語(リーディング)について、難しかったという声が多数挙がった。「過去問でも見たことがないような、初めて見る単語がいくつかあって難しかった(サーモンまき子・既卒)」や、長文問題に「すばやく読むのが難しくて時間が足りなかった(ゆったん・3年)」「心バキっといきそうになった(睦月・3年)」と苦戦した様子。

3ページに及ぶ物語文を扱った第5問に「予想外過ぎて大変だった(猫じゃらし・3年)」「まったくいつもと違った(きゃらめる・3年)」と戸惑う人もいた。分量も多く、特に出来事を時系列に並べる問題の読み取りがわかりづらかったようだ。

X(旧ツイッター)でも「相変わらず分量エグくて草」「帰国のワイ、英語の時間ギリギリやった」などの反応があった。

センター試験終了から年々分量増加

難易は、データネット実行委員会(ベネッセコーポレーション・駿台予備学校共催)は「昨年並」、河合塾、東進は「やや難化」と割れている。

2021年にセンター試験から大学入学共通テストに変わった。その年の英語の素材文語数は、20年の最後のセンター試験から約1100語増加し約3900語に、今年は昨年からさらに約400語増えて約4900語になった(データネット実行委員会より)。最後のセンター試験と今年を比較すると、1.8倍増えた計算だ。年々問題量が増え、時間内に効率よく解く力が求められている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e8f0c798d6df5215e986d2fa5b0a06a4fd7564cb

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1 :デビルゾア ★:2024/01/12(金) 04:00:36.81 ID:tzWfQ86s9

サムネイル 不足するデジタル人材を増やそうと近年、データサイエンスについて学べる情報系学部の学部の新設が続いている。

令和6(2024)年度に新設されるデータサイエンスが学べる学部は、国公立では宇都宮大(データサイエンス経営)▽千葉大(情報・データサイエンス)▽茨城大(地域未来共創)▽お茶の水女子大(共創工)▽富山県立大(情報工)▽京都府立大(生命理工情報)−など。

私立では明治学院大や金沢学院大のほか、東洋大(食環境−フードデータサイエンス)や阪南大(総合情報)などがある。これまで理工系学部がなかった大学で理系学部の新設する動きもある。

データサイエンス系は志願者も多く、河合塾教育研究開発本部の近藤治・主席研究員は「学部新設と志願者数の増加のバランスが取れ、急激な倍率の上昇は見られない」というが、「供給過多になりつつあるのではないか」と懸念もみせる。

というのも、薬剤師の全国的な不足の解消を目指して平成15(2003)年に設置の規制緩和を行った薬学部の例があるからだ。

薬学部も新設ラッシュが続いたものの、令和3(2021)年、厚生労働省が薬剤師の人数について、2045年に、最大で12・6万人過剰になる可能性があるとする推計結果を公表している。

また、データサイエンス系学部を志願する場合は、入学後の学習内容にも踏み込んで確認しておく必要があるという。

データサイエンス系の学部は文理融合の学びを掲げ、文系の受験生も集めるため、受験科目に「数学」を含まない入試方式を設ける大学も少なくない。河合塾によると、私立大のデータサイエンス系学部・学科における昨春の一般選抜のうち、数学を選ばずに受験できる大学は約半数もあった。

近藤さんは「受験科目に含まれなくとも、データサイエンスを学ぶのに数学的素養は不可欠だ」と指摘したうえで「志望校選びの際、数学未修者や数学に苦手意識のある学生向けの指導があるかなども調べて決めてほしい」と呼びかける。

大学のホームページで閲覧できる学部の指導教員の情報も大学選びの材料になる。経済学や社会学、情報系など教員の専門分野をみると、どの分野に重きを置いたデータサイエンスを学べるのかを知る目安になるという。(木ノ下めぐみ)

https://www.sankei.com/article/20240109-KHSBYM34IJPE5MOBDAP7DQYZCQ/?outputType=theme_nyushi

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1 :デビルゾア ★:2023/12/31(日) 04:07:43.58 ID:ySnQtn0w9

サムネイル 来春の首都圏の私立中学一般入試で、主に英語力で合否が決まる入試の新設が相次いでいる。東京都では2024年度入学者の選抜から入試ルールが徹底され、国内のインターナショナルスクール(インター校)からの受験生の多くが、帰国生入試に出願できなくなった。グローバル教育の推進や難関大学合格実績の向上を狙い、高い英語力を備えたインター校生の獲得に、各私立中が動いている。

大学受験を見据え

「Your pronunciation is beautiful.(発音がきれいですね)」

 11月上旬、和洋九段女子中(東京)で開かれた、首都圏模試センター主催の新入試体験会。同中の外国人教員が、新設される「英語インタビュー入試」を試した小学生に語りかけた。

 体験会に登場した8校のうち、英語入試を紹介したのは3校。日本語と英語の面接で選抜する「英語資格型入試2」などを新設する城西大学付属城西中(東京)の担当者は「英語力を備えた生徒の獲得は、難関大学の合格実績に直結する。他の生徒にも良い刺激になる」と話す。

 進学塾「栄光ゼミナール」によると、首都圏の私立中学約300校のうち25校が来春、英語での選抜枠を新設する。

 その背景には、2020年度から小学校で英語が教科化し、入試で課すハードルが下がったことや、グローバル教育に力を入れる学校が人気を集めていることがある。もう一つの要因は、24年度入試から、都内の私立中が実施する帰国生入試のルール厳守が求められたことだ。

「青田買い、不公平」

 入試ルールを申し合わせている「東京私立中学高等学校協会」によると、帰国生入試の対象者は「海外在住経験が1年以上あり、帰国後3年以内」が条件。だが、都内のある私立中の校長は、「高い英語力が見込める国内のインター校生には、海外在住経験などの条件を満たさなくても帰国生入試の受験を認めていた」と打ち明ける。

 昨年までは帰国生入試の実施時期のルールもなかった。近年は、インター校生らを早期に囲い込むために、早い学校では入学前年の10月中旬から帰国生入試を行っていた。同協会では、今年から帰国生入試は11月以降の実施で申し合わせた。

 同協会の近藤彰郎会長は「実質的な青田買い。(東京都では)2月1日の一般入試解禁を守る受験生にも不公平だ」と話す。

 栄光ゼミナール入試情報センター責任者の藤田利通さんは、中学受験の主流は国語や算数、理科、社会の4教科で、英語での選抜枠の募集人数も限られるとし、「英語が好きで得意な子ならともかく、従来の4教科の勉強に英語を追加し、子供に過度な負担にならないように保護者は注意してほしい」と話していた。

https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20231226-OYT1T50182/

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1 :デビルゾア ★:2023/11/05(日) 04:43:45.46 ID:5HwRYs6N9

サムネイル 大学の“推薦重視”は「お金持ち優遇のシステムだ」貧困東大生が苦言

(中略)

 これまでの大学受験の本道は、ペーパーテスト、いわゆる一般入試受験でした。ですが、2023年現在では、面接によって合否を決める推薦入試の比率が50%を超えるなど、ペーパーテスト型はむしろマイノリティになってきています。

 今の大学受験は、確実に富裕層有利に傾いています。AO推薦型入試は、明らかにお金持ちを優遇した受験システムです。なぜならば、AO推薦型入試で求められる「人と違う体験」や「英語を使う能力」は、明らかに富裕層の子どもたちのほうが得る機会が多いであろうからです

(中略)

AO推薦入試が富裕層優遇といえる理由

 そもそも、AO推薦入試とは、面接や志望理由書を重視し、従来の学力検査よりも人柄やコミュニケーション能力を重視する入試を言います。もちろん東大のように学力検査を課す大学もありますが、そうでない大学も多数存在します。

 人柄やコミュニケーション能力を測る際に、重視されるのが、個々人の研究テーマと、その経験です。どんな研究がしたいのか、なぜその研究をしたいと思っているのか、その原体験に何があったのかが問われます。

 これだけ聞くと悪くない入試のように聞こえますが、富裕層優遇になっている現実があります。例えば、「貧困格差を是正したい」学生の原体験は、海外のスラムに行って、そこで暮らすストリートチルドレンの生活の惨状をみたから。もしくは、「生物を研究したい」学生の原体験は、小さなころから生き物が好きで、飼ってみたい生き物を片っ端から買って、時には海外から輸入して世話したのかもしれません。

 これらは、「海外で視察をして初めて分かった衝撃」を元に、自身の研究テーマを話したり、「生物を無制限に輸入できたから広がった興味」を話したりすることで、アピールになります。このように「お金があったからできた原体験」を理由として、自身の研究テーマを見つけている人ばかりなのが、AO推薦入試なのです。

 ここに、貧乏人の付け入る隙はありません。自身の持つ素朴な原体験を話しても、周囲のド派手でダイナミックな原体験に押し流されてしまう。実際に、僕が推薦入学者にインタビューしたところ、「いかに手間を惜しまず自分がマイノリティになるかがコツである」と言われました。いかに親の資金力を生かしてほかの人と違う体験をするかがカギ。それが今の推薦入試の現状です。

推薦入試を重視する“大学側の事情”

 どうして、大学もAO推薦入試を重視するのか。これには、大学側の経営事情が深く関係しています。推薦入試のほとんどは、年内に受験が終了します。推薦を増やすと、大学側は、入学者の多くを年内に確定させることができます。推薦の多くは併願禁止だからです。

 入学者を年内に確定させると、入学金の計算が容易になります。何人受験しに来るか、そして何人が入学するかわからない受験生から受験料をとるよりも、推薦で他の学校に浮気しない学生を確保するほうが、確実に利益が出るのです。

 もちろん、学力だけでは測れない能力もあります。やる気のある学生をとるならば、推薦入試が一番です。推薦も素晴らしい入試方式ですし、なくせとはいいません。さらに、裕福な家庭出身者が有利なのはペーパーテストでも変わりません。「親がお金持ちの子どもは、親が貧乏な子供よりテストの成績がいい」とデータが証明しています。

国立大学にも推薦化の波が…

 ですが、推薦入試を重視しすぎる風潮が続くと、貧乏な家庭の出身者は、どれだけ能力があろうと、大学に行けなくなる未来が待っています。学力は、才能や努力である程度補うことができますが、経験を才能や努力で補うことは不可能だからです。どれだけ優れた人であろうと、貧乏なだけで未来が閉ざされてしまうのは健全でないと私は考えます

(中略)

 これ以上、国立大学にも推薦化の波が広がると、どれだけ優れた能力があっても、貧乏人は大学に行けない時代が来ます。そうなれば、もはや経済格差は固定化されるでしょう。裕福な方は、もっと国のために、貧乏な方は自身と周りの経済格差是正のために努力することが、格差を是正する一歩になるのではないでしょうか。

(全文はこちら)
https://news.yahoo.co.jp/articles/a96b92745bc62ae9a6f3890225d0144e1f834c94?page=1

■関連ニュース
拡大する“総合型・推薦型”の大学入試は金持ち有利? 一般入試の“一発逆転”はフェア? ひろゆき氏「貧乏人でもワンチャンある道を残したほうがいい」
https://news.yahoo.co.jp/articles/d8ad68e2e7926c2fc218fcd0f58dae893248cce3

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1 :はな ★:2023/10/23(月) 19:08:57.78 ID:zL2GUFZA9

サムネイル 中学受験で教育費3000万円? 老後が心配で安楽死したい
2023年10月23日 Wedge online


「中学受験の塾代だけで500万円。いったい教育費はいくらかかるのでしょうか。私は最初から、子どもを産むなら一人と決めていました」

都内に住む佐藤恵美さん(仮名、40代後半)は、そう断言する。昨年度の中学受験で悠太君(仮名)が合格を果たしたが、今後も多額の教育費負担が続くと覚悟している。

難関中学校の受験に強いとされる塾に入ると、年間に100万円前後の塾代がかかる。多くの小学生が3年生か4年生から塾通いを始める。学年が上がるにつれ受ける授業のコマ数が増え、夏期講習、冬期講習などの費用もかさんでいく。

Wedge2023年11月号の特集「日本の教育が危ない」でも、中学受験で〝塾のための塾〟へ通い、塾代の〝課金地獄〟に陥る状況ついて執筆しているが、悠太君も6年生の時は約130万円の塾代に加えて家庭教師をつけるなど、小学4~6年の3年間にかかった費用は合計で500万円に上った。

ちなみに、日本の平均年収は458万円(2022年実績、国税庁)。少なくないケースで、日本の平均年収を超える金額が中学受験の塾代に消えている。

中略

入学した私立中学は、年間の授業料が約130万円。それとは別に課外活動や部活などの費用で月5万円が必要となる。交通費や弁当代を入れると年間200万円の教育費がかかる計算だ。恵美さんは、「お金がかかるのは、これからです。大学は理系で資格が取れたほうがいいので、予備校に通うかもしれない。トータルで、いったいいくらかかるのでしょうか。2000万円? 3000万円?」と戦々恐々としている。

老後が心配で安楽死したい

文部科学省「子供の学習費調査」(2021年度)では、①幼稚園から高校まで全て公立に通った場合で574万円、②幼稚園は私立、小中高校は公立に通った場合で620万円、③幼稚園と高校は私立、小中学校は公立に通った場合で781万円、④全て私立に通った場合で1838万円かかるとしている。

日本政策金融公庫の「教育費負担の実態調査結果」(2021年度)から、大学にかかる費用を見てみたい。まず「入学費用」(受験費用、学校納付金、入学しなかった学校への納付金)は、子ども一人当たり国公立大で67万2000円、私大文系で81万8000円、私大理系で88万8000円となる。さらに「在学費用」(授業料、通学費、教科書代など)がかかり、国公立大で年間103万5000円、私大文系で152万円、私大理系で183万2000円となる。

これらを単純合計しただけでも、卒業までに国公立大は約481万円、私大文系で約690万円、私大理系で約822万円かかるのだ。


※全文はリンク先で
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/31833

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